働く仲間の声
STAFF
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〜今度は自分が
支援をする側に〜生活支援員 H.N
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Q.まつど育成会に入った理由を教えてください!
働く職員の人柄の良さが決め手になりました!
私自身、高校時代に体調を崩し医者やカウンセラーなどに助けられたという経験から、社会人になったら今度は自分が社会で生き辛さを抱えている方の支援をしたいという想いがありました。そこでたくさんの社会福祉法人の説明会や施設見学に参加するなかで、まつど育成会の先輩職員の人柄の良さに惹かれ、「ここだったら安心して働けそう」と思い、入職を決断しました。Q.日々の仕事のなかでやりがいを感じるのはどんなときですか?
自分が担当するユニットの利用者さんが、だんだんと呼びかけに応じて下さるようになってきたときです。 入職したてのときは、新しい知らない職員が来たことで警戒される方、落ち着かれない方もいらっしゃいました。しかし日々支援をしてコミュニケーションを取っていくなかで少しずつリラックスした表情を見せてくださるようになると、信頼を得ることができている実感があり、とてもやりがいを感じます。
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〜「やればできる」と
感じてもらえる
環境づくりを〜主任Y.Y
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Q.入職1年目のときと現在を比較して、仕事内容や仕事に対する考え方にはどんな変化があったでしょうか?
新人時代は、1~2名の利用者を中心にその方の性格と障害特性をしっかりと把握し、日常の作業時に関わりながらその方の得意な事や苦手な事を少しずつ理解を深めていました。
これは1年目のときの話ではありませんが、行動問題が激しい利用者さんを担当した際に、まだ障害への理解が乏しかった事や対応への経験が少なかった事もあり、思うように支援ができないことがありました。
その際、上司や先輩と話し合いを行い、「どうして行動問題が起こっているか」を考える必要がある事を学びました。行動問題も何かしらの理由があって起こり、利用者も好きで行動問題を起こしている訳ではない事を知りました。要因を取り除いてあげる事で利用者さんの行動問題が減り、落ち着いて過ごす事が出来ることもあわせて知る事ができました。
それ以降から現在にかけて、利用者さんの事前情報をしっかりと理解し、行動問題の前後を見て利用者さんが不快感を感じている要因や嫌に思っている要因を探り、行動問題が起こる前に環境や支援で起こらない環境を作るように心掛けています。
現在は、就職して9年経ち、主任として業務を任されるようになりました。
利用者さんへの支援では、1人1人の特性や得意な事を理解し、その方にあった仕事の方法や提供方法を考えています。他の職員が支援で困っている際は、経験してきた支援方法や対応方法をアドバイスをしています。Q.目下の目標を教えてください!
知的な障害の中でも自閉傾向が強い利用者さんの対応する事が多くあるので、
その方々の生活面や仕事面を充実させ、「生きがい」を感じてもらえたり、「君はやればできる」と思ってもらえたりするような仕事環境を作っていきたいと考えています。
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〜定年後の
再チャレンジ!〜生活支援員I.H
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Q.まつど育成会の職員さんは平均勤続年数が6年8ヶ月(令和5年4月1日時点)と長いですが、どんな理由があるのでしょうか?また、Iさんが改めて感じるまつど育成会の魅力も教えてください!
職員がお互いに支えあっているからだと思います。
個人には得手不得手がありますし、生活環境や持ち合わせている性格もバラバラです。
そんな中で大勢の職員が同じ目標で支援を進めていくには、それぞれの凸凹部分をお互いに埋めて行くことが大切だと思います。
それが、これまで職員が長く働き続けている理由なのではないでしょうか?
私自身、まつど育成会で働いてみて最初に感じたことは、職員のチームワークのよさでした。
どの仕事でもそうだと思いますが、特に対人支援の仕事は自分一人で何かが完結するものではありません。毎日の小さな支援から長期的な支援まで、大勢の職員が一体となっていかないといけない事ばかりです。
チームワークを大切にしてみんなで一緒に悩みながら進んでいく支援に、魅力を感じています。Q.現在の目標を教えてください!
私は家族の介護のために離職し、少しブランクを挟んで60歳になり「まつど育成会」で再スタートをしました。前職と同じ職種ではありますが、新しく覚えてくことばかりなので戸惑うこともたくさんあります。それでも、先輩職員と利用者に支えられながら早く自分のものにしていきたいと思っています。そして、自分自身が心身ともに健康に過ごし、少しでも長く勤務を続けていく事が今の私の目標です。
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〜子育てとの両立!〜
生活支援員N.M
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Q.子育て中のNさんにとって、まつど育成会はずばり、子育てと仕事を両立しやすい環境ですか?助かっている制度や今後期待する制度もあれば、教えてください!
私はまつど育成会に就職してからしばらく働いた後に、結婚をして子育てを開始しました。結婚、子育て前と比べて業務内容が変わったわけではありませんが、家族と休日を過ごせるように公休や有休の調整、取得に配慮をしてもらいながら働いています。新しく家庭ができた職員にとって有難い環境だと思います!
まつど育成会ならではの制度で助かっているものは、“子の看護休暇”です。
子供がまだ小さく、風邪を引きやすいので保育園を早退したり、お休みしたりしなければならないことも多いのですが、そういったときは、有給休暇とは別に“子の看護休暇”を活用して仕事を早退、または遅く出勤させてもらっています。
年間の取得日数に上限はありますが、1時間単位で取得できるので、急に保育園を早退しなければならないときに1時間だけ早く仕事を切り上げさせてもらうなど、有効に活用できています。
これからは女性職員だけではなく、男性職員の育休取得率の向上にも期待しています。Q.今後の目標を教えてください!
ここ数年はコロナ禍で様々な面で自粛を求められる生活を送ってきており、利用者の方も不満を漏らすことなくこの生活に付き合ってきました。これからは、コロナ禍の数年分を挽回できるような余暇支援を考え、実施できたらと思っています。更には、私を含め人は皆年をとっていきますので、担当させていただいている利用者の方の人生に寄り添っていきたいと思っています。
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〜利用者さんが
その人らしくあるために〜施設長O.K
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Q.管理者としての普段のお仕事を教えてください。
事業所運営に関わる書類の整備や管理はもちろんですが、利用者さんがその人らしくあるために、その可能性を引き出せるような支援を現場職員と一緒に考えています。また、法人として、現場で働く職員が働きやすくなるよう仕組みを考えたりもしています。
Q.まつど育成会は女性管理職比率が66.7%(令和5年4月1日時点)もあるそうですが、その秘訣はなんでしょうか?
女性男性に関わらず、パワーがあることでしょうか!
私自身、今後も「相談してやっぱりよかった!」と利用者さんにも職員にも言ってもらえるような施設長を目指していきたいですね。
統括施設長の支援への想いが
職員に伝わっている。
だから職員の利用者さんへの想いや気持ちも
さらに熱くなる。
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生活介護事業所
「かりん」、
「サンドラ」所属先輩職員 A.S
利用者支援や採用など、
幅広い業務を担当。生活介護事業所
「かりん」、
「サンドラ」所属新人職員 Y.S
利用者支援を担当。
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Q.まつど育成会で働く前は、この業界にどんな印象を持っていましたか?入職後、印象に変化はありましたか?
A.S:私は大学時代に教員免許取得の為、実習で特別支援学校や福祉施設の実習に行っていました。そこで、障害のある方々と接し、この方たちと一緒に仕事がしてみたいと思い、この職に就いています。入職前からかりんにボランティアで週に1回入っていたこともあり、イメージが付いていたので、印象の変化は特になかったですね。
Y.S:私は、良い意味でのギャップが結構ありました。
働く前は事業所内で黙々と作業をする仕事という印象でしたが、実際に働いてみると毎日ウォーキングやドライブがあったり、お楽しみ企画で寿司の出前をとったりと楽しいことが沢山あり、面白いです!
Q.お互いの第一印象を教えてください!
A.S:Yさんとは採用前実習で同じエリアを担当しましたが、分からないところは都度質問してくれて、支援に対しての前向きさや熱意を感じました。
緊張しながらも、利用者さん一人ひとりに丁寧に接している姿が印象的です!
Y.S:Aさんは実習の際に、色々な説明をして下さりました。優しそうで、綺麗な方だなというのが1番最初の印象です。一緒に働き始めると業務を親切に教えて下さり、仕事もテキパキされており、Aさんのようになりたい!と思いました!
Q.お2人が考える、この仕事の魅力ややりがいはなんですか?
A.S:利用者さんの自立に向けてサポートを行うなかで、成長が見られることがとても嬉しい職業です。 例えば、職員が都度声掛けをしながら1日のスケジュールを過ごしていた方が、イラストカードでスケジュールを設定し、1日の流れが理解できるようにすると職員の声掛けなく自発的に行動できるようになったこともあります。
もちろん、必ずしも全ての取り組みが利用者さんにヒットするわけではありませんが、試行錯誤しながら改良し、次に繋げていく事で、利用者さんの暮らしが少しでも豊かになるようにと考えながら行なっています。上手く利用者さんにヒットした際は、とても嬉しいです。
Q.一緒に働いてみて改めて感じる、お互いの尊敬するポイントを教えてください!
A.S:Yさんは「気づき」に敏感な方だと思います。それをすぐに私たちに確認してくれることで、私たちも考えさせられることがとても多いです。私もYさんのように支援の中での気づきを改めて大切にしながら、利用者さんの支援をしていきたいと思いました。
Y.S:頼りになる、しっかりしている、分からないことを聞いたらすぐに答えてくださる。説明などがとても丁寧で、Aさんがいてくれたら大丈夫だという安心感があります!
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就労継続支援
B型事業所 キラナ
施設長兼サービス
管理責任者A.C
法人事務局長
H.K
障害者支援施設
まつぼっくり
施設長K.Y
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Q.皆さん3名それぞれのまつど育成会に入ったきかっけと現在の役割を教えてください!
A.C:大学生のころから障害のある方をサポートする仕事がしたいと考えていたところ、地元の松戸に知的障害者の入所施設ができると知り応募しました。現在は就労継続支援B型キラナの施設長をしています。
H.K:私は、大学時代の恩師の影響が大きいですね。社会福祉士の資格取得のきっかけとなり、あわせて就活の際にアドバイスをいただきました。障害福祉分野を志したのは、大学2年次に行った精神障害のある方の通所施設と、大学3年次に行った知的障害のある方の入所施設での経験が大きかったです。その時に、利用者さんの生活支援を行う職業を体感し、他の仕事にはない、ある意味型にはまらない、日々違った発見や経験を得られる面白さを感じました。また、まつど育成会は立ち上げの施設であり、説明会に参加したときに、グループホーム等の将来展望がしっかりしていたことも魅力でした。現在の役割は事務局長として、法人全体の運営に携わっています。
K.Y:私も学生時代の経験が影響していますね。福祉系の大学でボランティアサークルに所属をし、そこで知的な障害を持った方たちと関わったことがきっかけで、将来知的な障害を持った方たちと関わりたいと思うようになりました。大学4年生になり、採用担当の先生がまつど育成会で募集があることを教えて下さりました。「体力のある若いうちはシフト制で働きたい」と思っていたこと、新しく綺麗な施設で働けることに魅力を感じ、就職しました。現在は、障害者支援施設での管理者として施設内のことだけでなく、経営面や外部の方とのやり取りもさせて頂いています。Q.経営層の皆さんが考えるまつど育成会の魅力は何ですか?
A.C:親御さんと職員の仲が良いことです!立ち上げ当初から親御さんが率先してイベントを盛り上げてくださり、家族会や旅行などを通じてどこにも負けない程、信頼関係が築けていると感じます。支援者と親御さんという関係だけではなく、人生の先輩として個人的な相談をさせていただくことも多いです。
H.K:確かに、親御さんと職員の仲が良いですよね。私は、ある意味「型」にはまらないところもまつど育成会ならではの魅力だと感じています。利用者さんの生活を考える上ではもちろん、職員の働く環境を考えたときに、常にアンテナを張り巡らし、新しい情報等をキャッチして、それを行動に反映させていくことが出来る法人だと思っています。
K.Y:私の思うまつど育成会の1番の魅力は、なんと言っても「チーム力」ですね!「こういう方向で支援をしていこう」と決まった際に、全員が同じ方向を向いて行えるということが素晴らしいと思います。また、仕事の悩みや相談事はもちろん、プライベートな悩みを相談し合えるのも魅力の1つだと思います。もちろん、どの職員も親切で優しいですね。Q.まつど育成会はこれからの伸びしろはどんなところですか?
A.C:コロナ規制が緩和され、職員同士の飲み会や集まりも再開できるようになりました。職員同士さらに絆が深まり、より強いチームワーク力で法人を盛り上げていくこと間違いなしです。そして20代、30代の若い世代に負けないくらい、60代以上のセカンドキャリア世代が力を発揮してくれることと思います!
H.K:職員の平均年齢の差のなかに伸びしろがあると思います。常勤職員は、平均年齢が36.5歳です。それとは対照的に、パート職員は平均年齢が57.2歳です。人生経験豊富なパート職員が、若く体力のある職員たちをサポートし、利用者さんの生活を支えていくこの関係性に私はまつど育成会の伸びしろを感じますね。
K.Y:最近力を入れ始めている、子供の支援です!幼少期から成人期、高齢の方まで、一体的な支援が行えるようになっていくと考えています。Q.今後の福祉業界はどう変わっていくのでしょうか?
A.C:福祉業界には多くの株式会社が参入しています。社会福祉法人だから利用者が集まる時代は終わりました。すでに、利用者が多くのサービスの中からご自分に合った事業所を選べる時代に変わってきています。これからもお互いの良い所は認め合いながら、利用者さんのニーズに合った魅力溢れる事業所作りを頑張っていきます!
H.K:AIが進化していく中で、AIに取って代わられてしまうかもしれない職業が話題になっていますが、支援という職業はその方法にAIを取り入れたとしても、最終的には人の手を介する必要がある職業として残っていくと思っています。ですが、より効率的に業務を行うとともに、利用者さんに対して効果的に支援を行っていくときには、AIが重宝される時代がいずれ来るのではないかとも思いますし、そのような時代が来た時に、より支援者としての「人」のあり方が問われていくのではないかと思います。
K.Y:株式会社などの参入が増えているので、GHや生活介護事業所の数はどんどん増えると思います。数が増えた分、ご利用者様が選べる事業所が増えるということになるので、利用のしやすさや支援の質が大切になっていくと思います。