事業所のご案内
OFFICE LOCATION
Ohana
グループホーム事業所
Ohanaってこんな場所
穏やかで豊かな暮らしを求めて
まつど育成会のグループホーム事業所は、現在1事業所、9か所、12ホームで運営しております。
平成18年11月にまつど育成会のグループホーム1号となるOhanaが誕生しました。
Ohanaという由来はハワイ語で「家族」という意味合いになっています。
職員達と相談しながら決めました。それ以降は全てのホームはハワイ語を使用しています。
他人同士の暮らしではありますが、大きな意味合いの家族のような「あたたかさ」を目指しています。
現在55人の方達が生活しております。それぞれのホームで自分らしい暮らし方、生き方を見つけています。
何よりもプライドと自信を持ちながら生活しています。
私達はかけがえないのない大切な人生を後押ししながら支援しています。
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初代ohana
平成18年11月設立
まつど育成会初のグループホームohanaが誕生 -
kokua コクア:協力
平成19年11月設立→
平成20年12月に現在の場所へ移転
まつど育成会が2番目に運営を開始したホームです。まつど育成会が2番目に運営を開始したホームです。当初は、ワンルームタイプの部屋が4部屋ある建物を借り、定員3名でスタートしましたが、一年過ごしたところで、建物の構造上の暮らしにくさを感じました。そんな折、まつぼっくりの利用者さんのご家族から物件を紹介していただき、現在の場所に落ち着きました。
建物は2階建ての戸建てが同一敷地内に2棟建っており、その両方を利用して運営しております。また、この地域は民生委員さんや町会の方たちの理解があり、当初の建物を含め、相談や、町会の活動など、色々とお声かけしてくださいます。 -
mahalo マハロ:感謝
平成20年8月設立
利用者さんの親御さんが我が子への財産の残し方と親亡き後の暮らしの守り方について考え、 自宅を改装し 1 階と 2 階とで二世帯住宅型とし、2 階を 2 名定員のグループホームとし て利用できるようにし、 当法人に貸してくださったことで、運営を開始したホームです。 お子さんがそのホームを利用することで、小さい頃から住み慣れた土地で安心して暮らす ことが出来ると共に、他の利用者さんが暮らすことで、そのお家賃はお子さんの収入になり 経済的にも安心した暮らしを送ることが出来るという仕組みです。 現在は1階もお借りして、4名で暮らしております。
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hanahana ハナハナ:栄光
平成21年5月
坪野さんからの財産のご寄付をもとに、まつぼっくりに隣接した一軒家を法人が購入し、自活訓練棟を経て、運営を開始したホームです。 まつぼっくりに隣接しているということから、職員の協力を得やすく、そのため当法人のホームとしては、障害の重い方や、移行の際に支援の手が多く必要と考えられる方が利用しています。サテライトホームといった印象です。
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noah ノア:自由
平成24年4月
利用者さんの親御さんが、親亡き後の暮らしの守り方について考え、当法人に相談にいらしたことをきっかけとして、途中設計士さんという協力者を得ながら、約4年にわたる話し合いのもと、新たに建築したのがこのホームです。 どうあれば、我が子が安心安全を含め暮らしやすく、そして共同生活でありながらも、お互いに気を使うことなく過ごすことのできる空間を保障するか、その想いを設計士さんや当法人の統括施設長を交え、可能な限り実現させたホームです。 建物の仕様は、高齢になっても暮らしていけるようにユニバーサルデザイン的な作りになっていると共に、災害時における被災者の生活拠点としての役割も期待しております。
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huali フアリ:輝き
平成25年12月
まつど育成会初のグループホームohanaが誕生利用者さんのご家族が、親亡き後の暮らしについて考え、当法人に、ご自身が暮らされていた土地・建物を寄付してくださったことをきっかけに、設計士さんの協力を交え、利用者さんの生活の様子を踏まえ設計・建築し、誕生したホームです。建物の規模、仕様、建築費などは、実現可能なものをコンセプトとし、それでありながらも、ゆとりをもたせた空間デザインがされています。 暮らしをイメージしていただくために、地鎮祭、上棟式への参加に加え、引越し前に、ホームから日中活動先への通勤練習を2ヵ月かけて行いました。お部屋も利用者さんに見ていただき、選んでいただきました。その結果、引越しのときに、「待ってました!」といった表情を利用者さんからいただいたホームでもあります。
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meloa メリア:「神の宿る花、大切な人の幸せを願う」
平成27年4月
meloaでまつど育成会が挑むのは、元々行動障害をお持ちだった方たちのグループホーム作り。 そして、hanahanaでグループホームでの暮らしに慣れ、さらに快適な暮らしを求めて移転する方たち。 この空間を、meloaという建物の中で表現します。もちろん今回も建築士との共同作業。 その図面は、試行錯誤を繰り返し、8回にわたり書き換えがなされました。 とりわけ個々の空間については、その表現方法に苦慮しております。 ご本人からの発信に難しさがあるからこそ、まつぼっくりでの生活から集積された24時間365日の個々のアセスメントをもとに、建築士の建材から住宅設備に至るまでの卓越した知識を掛け合わせて、お一人お一人の暮らしの実現に向けて、イメージを形作っております。 ちなみに行動障害をお持ちだった方たち向けの仕様は、今まで法人が創り上げてきたホームを見るたびに、「素敵だけど、うちの子じゃここで暮らすのは無理よね」と漏れ聞こえてきた声をかき消し、そして「こんな家に住まわせたい」、「こんな暮らしを描いていいんだ」と思っていただきたい、そんなテーマも含んでおります。
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ilima イリマ:尊重、お互いを大切に想う
平成28年7月
法人が購入した、ごく普通の住宅で運営しているのが、このilima。駅から少々距離があり、 またごく普通の住宅であるが故、他人同士が一緒に暮らすには人を選びすぎてしまうため、 誰に利用して頂こうかと考えていた頃に、まつぼっくりの短期入所を利用しながら次なるステージを目指していた方たちとの出会いをきっかけとして、歩みを始めたホームです。冷蔵庫に入っている缶ビールや、全員の居室に置かれているパソコンを見ても、他とはまた違った暮らしがうかがえるホームとなっております。
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malie マリエ:穏やかな、静かな
平成29年1月
利用者さんの親御さんが、当法人に対し何か協力をしたいとおっしゃってくださったことをきっかけに、実現したホームです。 malieのコンセプトは、ご家族参加型のスケルトン方式。まず大枠となる建物を大家さんが建ててくださり、その上で利用者さんの居室の仕様については、ご家族の協力をもとに、 自由に発想、造作していただきました。デザイン、利便性、予算…皆さんだったらどんな生活をイメージしますか?憧れのマイホームが、ずっと身近になりました。 そしてもう一つのコンセプトは猫族。普段は一人気ままに暮らしたいけれど、時々は甘えたい。そんな方達が暮らすグループホームが、どうあれば暮らしやすさにつながるかを建築士さんと一緒に考えてみました。
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ohana:家族
平成29年6月
平成18年11月に、まつど育成会初のグループホームohanaが誕生してから10年。今でこそ、うちの子はいつ、グループホームに入れるのかという声が聞かれる様になりましたが、当時は、ご家族からは「せっかくまつぼっくりを利用できるようになったのに…」という声が出るような状況。そのような中、法人の取り組みに共感してくださり、誕生したばかりのグループホームohanaや、2件目のkokuaを利用してくださった方たち。その方たちの生活があったからこそ、法人は、グループホームにおいての、その人らしい暮らし像を描くことが出来ました。そんな彼らも10年歳を重ね、これから先の暮らし方について考え始めたころに、今回のホームのお話を頂きました。 大家さん、ハウスメーカーさんとのコラボが、今回のホームの特徴。設計に際しては、メリアやノアを見学に来てくださり、また上棟の際には、入居予定者を見学のために招待してくださる等、法人の想いを汲んでくださいました。大家さんが大切にされてきた土地で、ご近所さんに対しても、私たちのことを事前にお話ししてくださり、移り住む彼らが末永く暮らしていくためにも、たいへん心強いご配慮を頂いております。
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naulu ナウル:にわか雨・困難の後には良いことがある
令和元年11月
法人が購入した土地に、ご家族の協力を得て建築したのがこのホーム。設計の際には「自分の暮らす家は自分で作りたい」という入居者の想いが強く、ご家族に席を外していただき、入居者と建築士とでの話し合いの場を設けるなどしました。また、今まで自らの住まいに対するイメージが無かった方も、周りの方の話を聴いたり、グループホームの見学に行くうちに、「緑のカーテンがいい」、「大きいソファを置きたい」など、具体的なイメージがわくようになりました。その気持ちは全体での話し合いが終了後、建築士をつかまえて自らのお部屋の希望を伝えるほど。お一人お一人の「住まいへのこだわり」の結晶が、ここにあります。